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岩手農協チキンフーズ、工場屋根に1.3MWの太陽光発電 PPAで導入

岩手農協チキンフーズ、工場屋根に1.3MWの太陽光発電 PPAで導入

2023-06-14

ヤマガタデザイン(山形県鶴岡市)は、岩手農協チキンフーズ八幡平工場(岩手県八幡平市)の屋根に、PPA(電力販売契約)モデルで太陽光発電設備を導入し、6月9日から発電を開始したと発表した。設備容量は1.3MWで、年間の発電消費量は105万kWhを見込む。再エネ率は年間でおよそ12.4%となる。



2023年6月9日 八幡平工場でオンサイトPPAによる太陽光発電が開始されました。

岩手農協チキンフーズは、今回のPPA導入により、年間約1058万円、20年間で約2億円のコスト削減につながると試算する。

電気代の一部は教育に還元 寄付額は20年間で約274万円

PPAは、PPA事業者が企業が所有する施設の屋根等のスペースを借りて太陽光発電設備を無償で設置し、そこで作られた電気を企業に供給するモデル。ヤマガタデザインは再エネ事業「SORAIソーラー」において、企業の屋根に太陽光発電設備を無償で設置し、20年間一定の単価で再エネを供給するPPAモデルを提供している。SORAIソーラーにおいて1MWを超えるPPAは、今回が初めて。

SORAIソーラーは教育を応援するための再エネ事業であり、電気代の一部が子どもたちの教育に還元される。今回は岩手農協チキンフーズの希望で、岩手県教育委員会に寄付された後、大学等への進学支援や、部活動用品の購入など、教育環境の充実に活用される予定だ。寄付額は、20年間で274万円程度を見込む。

岩手農協チキンフーズの代表取締役・十文字保雄氏は、「鶏肉生産のために工場内で使用している冷凍機や空調などにも使用している電力の一部を再生可能エネルギーで賄えることになる。今後もCO2排出量の削減に寄与する取り組みと同時に、地域の子供たちへの教育を支援する取り組みを継続していく」とコメント。

ヤマガタデザインの代表取締役 ・山中大介氏は、「岩手県でも、企業が再エネを導入しながら、地域の教育を同時に応援できる取り組みをスタートできたことを大変嬉しく思う。この取り組みを継続し、増やしていくことで、岩手県の教育にも貢献していきたい」としている。

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